COLUMNお役立ち保険コラム

火災保険の“水災補償”がない!? 意外と対象外になるケースまとめ 2025-08-08 11:41:33

 

火災保険の“水災補償”がない!? 意外と対象外になるケースまとめ

 

 

はじめに:「火災保険=万全の補償」だと思っていませんか?

 

火災、台風、水害、盗難…
「火災保険に入っているから安心」と思っている人は多いかもしれません。

でも、実は火災保険の補償内容には“付け忘れや対象外”のケースが意外と多いんです。
とくに最近増えている水害リスク(洪水・浸水・大雨による被害)に関しては、保険がカバーしていない可能性も。

今回のテーマは、火災保険の“水災補償”の見落としがちなポイントと対象外になるケースについて。
「保険が使えない!?」とならないために、今すぐチェックしておきましょう。

 

 

 

 

 

火災保険で「水災」ってどういう意味?

 

火災保険の「水災補償」とは、主に以下の自然災害による被害を補償するものです。

 

 

 

■補償対象となる水災の例

 

◆台風や豪雨による河川の氾濫・決壊

◆土砂崩れ

◆地すべり

◆高潮

◆集中豪雨での浸水

ポイントは「自然災害由来であること」。
お風呂の水があふれた、洗濯機の排水が漏れたなどは、水災ではなく「水漏れ補償」の範囲となります。

 

 

 

 

 

意外と多い!水災が“補償されない”主なケース

 

①「水災補償を外して契約している」ケース

 

実は最近の火災保険では、水災補償を外して保険料を下げるプランが一般的に提供されています。

特に、以下のような理由で水災を除外する人が多い傾向です:

◆高台や山間部など「浸水しにくい地域」だと思っている

◆マンションの中層階・高層階に住んでいる

◆少しでも保険料を安くしたい

➡ その結果、「まさか自分の家が浸水するとは…」と被害後に後悔する人が増えています。

 

 

 

②「床上浸水でない=保険金が出ない」ケース

 

多くの火災保険では、一定の被害基準を超えないと保険金が支払われません。

よくある基準例:

◆建物:床上浸水 or 地盤面から45cm以上の浸水

◆家財:損害額が家財評価額の30%以上でないと対象外

➡ 床下浸水では保険金が支払われないことがあるため、注意が必要です。

 

 

 

③「家財補償がついていない」ケース

 

意外に多いのが、「建物だけ補償していて、家財には保険をかけていない」契約です。

◆建物補償だけ加入:→ 壁や床の補修はOKだが、家電・家具の被害はNG

◆家財補償なし:→ テレビ、冷蔵庫、PC、ソファなどの損害は自己負担に

➡ 被害の多くが“家財に集中”するため、家財補償の有無で保険金に大きな差が出ます。

 

 

 

④「共用部の浸水なのに“自分の部屋”が対象外」なケース

 

マンションやアパートの場合、共用部分(エントランス、廊下、駐車場など)の浸水被害があっても、自分の室内が被害を受けていなければ補償対象外になることがあります。

➡ 専有部分と共用部分の違い、管理会社・オーナーの火災保険内容も確認しておくべきポイントです。

 

 

 

⑤「短期集中型の被害で“土砂崩れ”扱いされない」ケース

 

集中豪雨のような急な大雨では、地面が緩み「土砂が家に流れ込んだ」場合でも、地盤沈下や排水設備の不備とみなされて対象外になるケースも。

➡ 「これは水災?地震?地盤変動?」と判定が分かれる境目が多く、保険会社の判断次第で支払われないことも。

 

 

 

 

 

【事例】水災補償なしで数百万円の損害に…

 

実例:床上15cm浸水/家財に被害(戸建て/広島市)

 

浸水により洗濯機・テレビ・キッチンの収納などが破損。修理・買い替え費用は合計約180万円。

→ 火災保険に「水災補償なし」で加入しており、保険金は一切支払われず自己負担。

「まさかこんな高台の家で浸水するなんて…」と悔やんだそうです。

あなたの火災保険、チェックポイントはここ!

以下の項目を確認しましょう:

✅ 水災補償がついているか(建物・家財両方)
✅ 補償基準(床上何cm、損害額の割合など)
✅ 家財の補償範囲と金額
✅ 地盤の高さ、ハザードマップでの浸水リスク

自治体が出しているハザードマップをもとに、想定されるリスクに合わせて保険を見直すのが有効です。

 

 

 

 

 

まとめ:火災保険だけでは“水のリスク”に弱い!?

 

火災保険は“万能な災害保険”ではありません。

特に水災補償に関しては、外されている/対象外になっているケースが非常に多いため、「入っているつもり」でいざという時に補償が受けられないことも。

リスクは「起きてから」ではなく、「起きる前」に備えることが重要です。

 

 

 

 

 

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