COLUMNお役立ち保険コラム

外貨建て保険は高リスク!?メリットとデメリットを徹底解説。 2022-09-10 22:32:51

 

外貨建て保険は、日本円ではなく、米ドルなど海外の通貨で運用されている保険です。

外貨の方が日本円より金利が高い傾向にあり、将来の投資目的で加入を検討している方も多いでしょう。

外貨建て保険の内容やメリット・デメリットを紹介しています。

 

外貨建て保険とは?

外貨建て保険とは、保険料の支払いから保険金、解約返戻金の受け取りがすべて外貨で行う保険商品のことです。

外貨建て保険の種類としては、終身保険、養老保険、個人年金保険などの貯蓄性のある保険があります。

保険の仕組みに関しては、円建て保険も外貨建て保険も大きく変わらず、違いとしては支払う保険料と受け取る金額が為替相場の影響を受けるところになります。

 

そのため、外貨建て保険は常に為替リスクと隣合わせの資産運用商品であり、内容を理解しないまま契約をしてしまうと大きな損失が出る可能性があります。

 

金利の低さから日本の金融機関に預けてもほとんど収益が期待できませんが、ドルなら日本円よりも金利が高く、同じ資産を預けるにしても貯蓄性が高くなるのが特徴です。

 

終身保険…死亡または高度障害状態になったときに保険金が受け取れる保険

 

養老保険…死亡した場合に死亡保険金を受け取れ、保険の満期時に生存していた場合には死亡保険金と同額の満期金を受け取れる保険

 

個人年金保険…老後の資金をまかなうために年金形式でお金を受け取ることができる保険

 

外貨建て保険のメリット

日本円よりも金利の高い通貨で運用できる

現状日本ではマイナス金利となっていますが、外貨では日本円よりも高金利のものが多く、高い利率での資産運用が可能になります。

つまり、金利が高い外貨を保有しておくことで、日本円を銀行預金しているよりも資産が増えやすくなるのです。

 

円建て保険に比べて保険料が安い

外貨建て保険は、円建て保険に比べて保険料が安いことです。

たとえば、同額の死亡保障の場合、保険料が円建て保険よりも外貨建て保険の方が毎月支払う保険料が安くなることがあります。

 

資産全体のリスク分散になる

資産を円だけでなくさまざまな通貨を持つことで、保有通貨を分散させることができるので資産のバランスをとることができます。

つまり、外貨建て保険を保有しておくと、円の価値が下がった場合でも、資産を安定させることが可能です。

 

生命保険料控除の対象となるため節税できる

外貨建て保険でも円建ての保険のように生命保険料控除の対象となるため、節税効果が期待できます。

控除対象になる条件は円建て保険と同じになります。

 

外貨建て保険デメリット

為替リスクがある

外貨建て保険は常に為替リスクの影響を受けるため、相場が大きく変動した場合、得をすることもあれば損失が出る可能性もあります。

為替リスクとは、日本円と外貨の為替相場の変動により、外貨建て資産の価値が変動するリスクのことを指します。

 

具体的には、保険料を支払ったときよりも保険金や解約返戻金を受け取ったときの相場が円高になっていた場合、元本割れを引き起こすおそれがあるので注意が必要です。

また、為替相場の変動により毎月の保険料が一定ではないこともデメリットの一つにあります。

外貨建て保険は仕組みが複雑なものがありますので、十分に理解をしてから契約することが大切です。

 

保険料の支払いや受取時に手数料がかかる

外貨建て保険は、日本円を外貨に両替して資産運用するので円からドルへ、ドルから円へ両替する際に必ず為替手数料が発生します。

外貨建て保険で支払われる保険金はすべて外貨であるため、手数料分が差し引かれた金額を日本円で受け取ることになります。

そのため、支払う保険料や受け取る保険金が多いほど、手数料の負担も大きくなるということです。

円建て保険にはこの手数料が発生しないので、外貨建て保険で資産運用をする場合は為替手数料についても考慮する必要があります。

 

外貨建て保険加入時の注意点

外貨建て保険に加入するときは、仕組みを十分に理解してから自分に合った保険商品を選ぶことが大切です。

外貨建て保険には、月々または毎年保険料を支払ってお金を積み立てていくタイプと加入時に全額を支払う一時払タイプがあります。

 

一時払の場合、保険料支払時と保険金受取時の為替レートの差に影響してくるので、加入時の為替水準がどうなのか冷静に判断する必要があります。

 

また保険によっては、受取時に保険金を外貨のまま保険会社に据え置けるタイプがあります。

この機能を活用すれば、円高であった場合にそのまま預けておき、円安になってきてから日本円に換えて受け取るということができます。

保険を選ぶ際、この保険金の据え置き機能があるかどうかはとても重要になるので必ずチェックしましょう。

 

外貨建て保険に向いている人

投資目的の保険商品を契約したい人

外貨建て保険は為替リスクがあるものの、円建て保険より高金利で資産運用ができる保険です。

そのため、金融資産の運用に対する知識があり、備えよりも運用に関心が高い人に向いています。

外貨建て保険の特徴や注意点を理解して、投資目的の保険商品を検討している場合はいいでしょう。

 

分散投資として円以外の通貨を保有したい人

ある程度資金に余裕があってリスクをとっても分散投資の一環として、円以外の通貨を資産として保有したい人には外貨建て保険は向いています。

将来的に日本円だけを資産として保有することはリスクと考える人もいるでしょう。

そのため、資産の分散化として外貨で運用を行うことは資産の安定にもつながります。

 

海外旅行や留学、移住などの予定がある人

将来的に海外旅行や留学、移住などを考えている場合は、外貨建て保険の外貨を日本円に両替する必要がないので、為替レートの変動による影響が受けにくくなります。

そのため、海外でドルなどを使う予定がある人などに向いているでしょう。

 

外貨建て保険に向いていない人

為替リスクをよく理解していない人

外貨建て保険は、常に為替リスクと隣合わせにある投資商品になるので、為替リスクや運用についての知識を十分に理解していない人は加入しない方がいいでしょう。

理解しないまま契約してしまうと、大きな損失が出る可能性があります。

 

元本割れしたくない人

受け取る保険金が減少するのは絶対に困るという人には、元本割れを起こす可能性がある外貨建て保険は向かないでしょう。

外貨建て保険は元本保証がされている訳ではないので、為替レートによって元本割れが起こることも十分ありえます。

受け取る保険金の使い道が明確で、金額を減らせない人は定期預金などの低リスクの商品を選ぶのが良いでしょう。

 

途中解約の可能性がある人

外貨建て保険は、保険期間内に解約すると解約控除がかかるため保険料の積立がほとんどできていない状態となってしまい、損失が出る可能性が高いです。

早期に解約するかもしれない人は、 為替リスクについて十分に理解していたとしても外貨建て保険の加入はよく検討するようにしましょう。

 

まとめ

外貨建て保険は、日本円より金利が高い傾向にある外貨で資産を運用するため、円建て保険よりも大きなリターンを期待できますが、それ以上に為替リスクを大きく受ける金融商品といえます。

為替相場の変動によっては損失が出て元本割れを起こすリスクがありますので、まずは保険に加入する目的を明確にし、メリット・デメリットをふまえて検討すると良いでしょう。

 

外貨建て保険は万が一に備えるための保険ですが、円建て保険に比べると資産運用という側面が強い保険商品なので、積極的に資産運用したい方や余裕資金を運用したい方にをおすすめします。

 

外貨建て保険を契約するときは、仕組みやリスクを十分に理解した上で、ファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。

 

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