「保険に入っていれば安心」は幻想?実は無駄だった5つの契約例 2025-07-29 10:25:18
「保険に入っていれば安心」は幻想?実は無駄だった5つの契約例
目次
はじめに:「保険=安心」だと思っていませんか?
「とりあえず入っておけば安心」
「周りが入っているから、なんとなく加入した」
こんな感覚で保険に入っていませんか?
実は、“なんとなくの保険”ほど危ないものはありません。
人生の転機や万が一に備える保険ですが、内容をよく確認せずに契約したり、見直しをせずに放置したままだと、「ほとんど保障を使わずに数百万円をドブに捨てていた」なんてことも…。
本記事では、実際にあった“無駄だった5つの保険契約”の例を紹介しながら、どんな人が見直すべきか、そしてどう見直すべきかを解説します。
①【医療保険】入院一時金5万円…でも対象外だった⁉
会社員のAさん(30代男性)は、月3,000円の医療保険に加入していました。
「入院すれば5万円がもらえる」という内容に安心感を覚えていましたが、いざ親知らずの手術で1泊入院したところ…
「対象外です」と一言。
よく確認すると、「病気による入院に限る」「7日以上の入院が対象」など細かい条件が。
医療の現場が“短期入院・通院中心”に変わっている現代では、「もらえると思っていたのに出ない」保険が非常に多いのです。
②【がん保険】先進医療特約をつけたけど…実は重複していた
がん保険に加入したBさん(40代女性)は、「先進医療特約は絶対つけた方がいい」と勧められ、年額1万円近く払っていました。
しかし実は、会社の健康保険組合に先進医療の全額補助制度があったのです。
つまり、保険でカバーする必要がそもそもなかったというわけ。
特約やオプションは「手厚くしたつもり」が裏目に出て、重複や無駄が起きやすい落とし穴なのです。
③【学資保険】18年払ったのに、増えていなかった!
子どもの将来のために…と学資保険を契約したCさん(30代夫婦)。
月1万円を18年間積み立て、216万円支払った結果、戻ってきたのは220万円。差額はたったの4万円。
年利にすると0.1%未満。銀行預金と大差ありません。
インフレや教育費の高騰リスクを考えると、むしろマイナスの可能性もあります。
それなら、つみたてNISAなどで資産運用した方が有利だったかもしれません。
④【終身保険】相続対策のつもりが…子どもが拒否
Dさん(60代)は、「自分の死後に子どもへ資産を渡すために」と一時払いの終身保険に加入しました。
ところが、子どもは「保険の手続きが面倒」「知らないところからお金が来るのは不安」と受け取りを拒否。
また、相続税対策としても、契約内容によっては非課税枠を活かしきれないことも。
終身保険は使い方次第では有効ですが、「なんとなく」で入ると意味を成さない可能性が高いのです。
⑤【収入保障保険】独身でも加入していた
Eさん(30代・独身)は、営業担当者に勧められるまま、「毎月10万円が遺族に支払われる収入保障保険」に加入していました。
しかしよく考えてみると…遺族?いない!
収入保障保険は、配偶者や子どもなど「残された家族の生活を守る」ための保険。
つまり独身者が入る意味はなく、毎月支払う保険料が完全に無駄になっていたのです。
なぜこんな「無駄な保険」が生まれるのか?
結論からいえば、「よくわからないけど勧められたから」というケースが非常に多いです。
保険は専門用語も多く、比較も難しい。だからこそ、“保険のプロ”に任せっきりになりがちです。
しかし、保険は人生で最も高い“買い物”のひとつ。
住宅と同じように、「なんとなく」で決めてはいけないのです。
「保険=安心」ではなく「保険=戦略的な備え」
重要なのは、自分のライフプランに合わせて保険を“戦略的に設計する”こと。
✔ 本当にその保障が今必要か?
✔ 同じ内容で、もっと安くできないか?
✔ 保険でなく他の方法があるのでは?
このような視点で見直すだけで、毎月数千円〜数万円のムダをなくせる可能性があります。
まとめ:「安心」のために、まず“疑ってみる”
保険に入っているだけでは安心できません。
むしろ「安心してるつもり」で、将来の家計をじわじわと圧迫しているケースが少なくありません。
もしあなたが今、
- 内容をよく覚えていない
- 保険料が高くて気になる
- 契約当時とライフスタイルが変わっている
そう感じているなら、それは“見直しどき”です。
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