★初詣で願うだけでは貯まらない――お金に効く“現実的な祈り方” 2026-01-06 14:50:54

初詣で願うだけでは貯まらない――お金に効く“現実的な祈り方”
年が明けると、多くの人が初詣に出かけます。
「今年こそお金が貯まりますように」
「将来に困らない生活ができますように」
そう願いながら手を合わせた経験は、誰にでもあるでしょう。新年の清々しい空気の中で願い事をする時間は、気持ちを前向きにしてくれます。しかし、ここで一つ冷静に考えてみてください。願っただけで、実際にお金が貯まった年はありましたか?
FPとして多くの家計相談を受けてきた立場から言えば、「祈っただけで家計が改善した人」は、残念ながら見たことがありません。
目次
★なぜ“願うだけ”ではお金は貯まらないのか
理由はシンプルです。
初詣の祈りは「気持ちの区切り」にはなりますが、「仕組み」を変える力は持っていないからです。
多くの人は年始にこう思います。
「今年こそちゃんとお金を管理しよう」
ところが、現実には次のような状態が続きます。
●家計簿は三日坊主
●保険は加入したまま中身を見ていない
●固定費は去年と同じ
●将来の不安はあるが、何が不安かは曖昧
気持ちは変わっても、行動と仕組みが変わらなければ、結果は同じです。これが「毎年祈っているのに貯まらない」正体です。
★お金に効く“現実的な祈り方”とは何か
本当にお金に効く祈り方は、「お願い」ではありません。
願いを、具体的な問いに変えることです。
たとえば、こんな問いを立ててみてください。
●今の収入が止まったら、何ヶ月生活できるか
●病気やケガで働けなくなったらどうなるか
●万一のとき、誰にどれくらい迷惑がかかるか
●今入っている保険は、そのリスクを本当にカバーしているか
これは縁起の悪い話ではありません。
現実から目を背けない、極めて実務的な祈りです。
★年始は「家計の軌道修正」に最適なタイミング
1月は、家計を見直すには非常に良い時期です。
年収がある程度見え、生活リズムもリセットされるため、数字を冷静に整理しやすいからです。
この時期に見直すと、
●無理のない支出水準が分かる
●保障の過不足が見えやすい
●「今年1年」の行動計画に落とし込みやすい
というメリットがあります。逆に言えば、ここを逃すと「忙しいから後で」が続き、気づけば年末、というケースがほとんどです。
★「増やす」前にやるべきことがある
年始になると、NISAや投資の話題が一気に増えます。
もちろん資産運用は大切です。しかし、多くの30代にとって優先順位が高いのは、増やす前に、失わない仕組みを整えることです。
●収入が止まるリスク
●医療費がかかるリスク
●想定外の出費が続くリスク
これらは投資ではカバーできません。
ここを支えるのが、貯蓄と保険という「守りの設計」です。
★「なんとなく不安」が一番お金を減らす
相談の現場でよく聞く言葉があります。
「なんとなく不安なんです」
実はこの状態が、家計にとって最もコストが高い。
不安の正体が分からないままでは、
●必要以上に保険をかける
●逆に大事な保障は足りていない
●貯金も運用も中途半端
という、非効率な選択をしやすくなります。不安を消すには、気合や根性ではなく、数字での把握が必要です。
★独身の人ほど、年始の見直しが重要な理由
「独身だからまだ大丈夫」
この言葉もよく聞きますが、実は要注意です。
独身の方は、
●収入源が一つ
●休めば収入が止まる
●相談相手が少ない
という意味で、リスクが集中しやすい立場にあります。
家庭がない分、守られる仕組みも少ない。だからこそ、年始に一度、自分のリスクを整理する価値があります。
★貯まる人は“神頼みのあと”に動いている
お金が貯まっている人ほど、現実的です。
祈ったあとに、
●現状を確認し
●数字を整理し
●必要な仕組みを整える
これを淡々と行っています。
「祈ったから大丈夫」ではなく、「祈ったから、今年は一度確認しよう」。この違いが、数年後の差になります。
★「見直したつもり」が一番危ない理由
年始に家計や保険を「一応見直した」という人も少なくありません。
しかし、内容を聞いてみると、
●保険料の金額だけを確認した
●加入年数を見ただけ
●営業された記憶があるから何となく安心している
というケースが非常に多いのが実情です。
これは「見直したつもり」であって、実際には設計の確認ができていません。家計や保険で本当に重要なのは、「今の生活」と「これからの人生」に合っているかどうかです。
★収入、働き方、家族構成、価値観。
これらは年々、少しずつ変化していきます。にもかかわらず、仕組みだけが昔のままでは、ズレが生じるのは当然です。
正解は一つではないからこそ、整理が必要
誤解されがちですが、「この保険が正解」「この家計管理が正解」という万能な答えはありません。
ある人にとって最適な設計が、別の人にとっては過剰だったり、不足だったりすることは珍しくありません。だからこそ必要なのは、比較や流行ではなく、自分の状況に照らした整理です。
年始は、その整理をするのに最も向いている時期です。
忙しさが本格化する前に、一度立ち止まり、「今年の自分」に合った形を確認する。この一手間が、1年後、3年後の安心感を大きく変えます。
小さな確認が、将来の大きな差になる
お金の話というと、どうしても大きな決断を想像しがちです。
しかし実際には、多くの差は「小さな確認」の積み重ねで生まれます。
●保障内容を一度言葉で説明できるか
●何のための支出かを把握しているか
●不安の原因を数字で説明できるか
これができている人は、感情に振り回されにくく、結果としてお金も残りやすい。
初詣で願った気持ちは、決して無駄ではありません。
その気持ちを、ほんの少しだけ現実の行動に変える。
それができた人から、「お金の不安が少ない年」が積み重なっていきます。
★最後に
もし今年の初詣で、「お金の不安が減りますように」と願ったなら、
その願いを叶えるために必要なのは、大きな決断ではありません。
一度、家計と保険を整理すること。それだけで、不安の正体はかなり見えてきます。願いを行動に変えた人から、現実は静かに変わり始めます。
今年の祈りを、今年の安心につなげる。
それが、お金に効く“現実的な祈り方”です。
★年始の今だからこそ、数字だけ一度整理してみませんか
ここまで読んで、「自分は大丈夫だろうか」「一度ちゃんと見た方がいいかもしれない」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
その感覚は、とても健全です。
私たちは、保険を売る前に、まず家計と保障を“整理するだけ”の確認を行っています。
●今の収入と支出のバランス
●万一のとき、どこまで備えられているか
●逆に、過剰になっている部分はないか
これらを数字で整理するだけでも、不安の正体はかなりはっきりします。
無理な提案や、その場での加入を前提にした話は行いません。
「今年の自分に合っているか」を確認することが目的です。
年始は、生活とお金をリセットしやすい時期です。
初詣で願ったその気持ちが残っている今こそ、一度だけ現実を確認してみる。
それが、今年一年を安心して過ごすための、最も現実的な一歩かもしれません。
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