COLUMNお役立ち保険コラム

子供が生まれたら保険は見直すべきか?加入すべき生命保険とポイントを解説。 2022-09-10 22:32:51

子どもの保険

子どもが生まれたら加入すべき生命保険とは?

死亡保険

死亡保険とは被保険者(保険の対象になっている人)が死亡または高度障害状態になった場合に遺族にまとまった死亡保険金が支払われる保険です。

 

死亡保険の主な目的として、結婚して家庭ができたときに家計の収入を主に支える人が亡くなった場合、遺族の生活費を補填するために重要になってきます。

 

夫婦2人のときは、どちらかが亡くなっても自力で生活費を稼ぐことは可能ですが、子どもが生まれると独立するまでは生活費や教育費が必要になってきます。

 

そういった場合、死亡保険金があると家計の負担が軽減されます。

 

医療保険

医療保険とは、病気やケガなどの入院や手術費などの医療にかかる費用を保障する保険です。

 

医療保険の主な目的として、保険適用外の自由診療や先進医療を受けたりするときに、公的医療保険制度では賄いきれない医療費を補填することです。

 

三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)や生活習慣病、女性特有の疾病への保障など、さまざまな保障が用意されています。

 

子どもがいるいないに関わらず、万が一の病気やケガの時の医療費は家計の負担になりますので、医療保険は加入を検討すべき保険のひとつになります。

 

就業不能保険

就業不能保険とは、病気やケガの治療による入院で仕事を長期間休まなければならなくなったとき、(働けない状態)になったときの収入減少のリスクに備えるための保険です。

 

医療保険で治療費を賄うことはできても、収入の減少まではカバーできない場合があります。

 

しかし、就業不能保険は一般的に、給与のように毎月保険金を受け取ることができるので、就業不能状態になり、収入が途絶えたとしても配偶者や子どもの生活を維持することができます。

 

学資保険

学資保険とは、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型保険です。毎月決まった金額の保険料を支払うことで、子どもの成長や進学のタイミングに合わせて「お祝い金」や「満期保険金」を受け取ることができます。

 

また、契約者(親など)に万が一のことが起きた場合、以降の払い込みが免除となる「払込免除特約」が一般的についています。

 

以降の払い込みが免除になったとしても、満期時の保険金は契約時の満額がきちんと保証されるため、必要な学費に充てることができます。

子どもができると教育資金は必ず必要になってくるので、学資保険の活用も検討しておくといいでしょう。

 

子どもが生まれたら保険を見直すべき理由

一般的に、保険に加入したり、見直しを検討したりするタイミングとしては、結婚した時や子どもが生まれた時が多いです。

 

これは家族が増えることにより、ライフスタイルが変化するため、万が一のために備えた保障や将来必要になる資金について考える必要があるからです。

 

子どもが生まれると、子どもや配偶者などを扶養する義務と責任があるので、特に死亡したときの経済的な負担を軽くするために、死亡保険を手厚くする必要性があります。

 

さらに、子どもの幼稚園から大学までの教育費についても、教育水準や進路にもよりますが、最低でも約1,000万円の資金がかかります。

そのほかにも習い事などを考慮すると、教育費は大きな経済的負担になるのです。

 

子どもがいれば、少なくとも配偶者が安定的な収入を得られるまでの生活費は残さなければならないので、保険の加入や見直しはとても重要になります。

 

子供が生まれたときの保険選びのポイント

子供が生まれたときも、結婚したときと同じく人生のなかの大きな転機になります。

保険の加入や見直しの重要性が高まるタイミングですが、将来の人生設計をしっかり考え、できるだけ詳しいイメージを共有し、将来の資金プランを立てましょう。

 

  • 子育てしながら共働きで仕事をするのか、専業主婦(主夫)として子育てに専念するのか
  • 住宅は賃貸もしくはマイホーム購入するのか
  • 子供の進学を公立もしくは私立のどちらにするのか

 

大きな資金がかかるものなどは、何年後にどんなことでいくら必要になるかということを把握していると資金プランを立てやすいです。

既に加入している保険がある場合、まずはその内容をよく確認し、保障内容を整理しましょう。

 

死亡した場合の保障額や病気やけがで入院、手術をした場合の保障額など、子供の将来のことを考えると、万が一の時の死亡保障が特に重要となります。

 

結婚し、子どもができると必要な保障内容が変わってきますので、これからのライフプランにあった保障になっているかどうかしっかり見直すことが大切です。

 

子供自身も保険に入ったほうがいい?

万が一、子供が死亡したとしても、親が経済的に困るということにはなりません。

したがって、一般的には子供の死亡保険の必要性は高くありません。

 

医療保険についても、子供自身が病気やけがをして入院したり手術が必要になったりすることもあります。

ただ、子供の医療費は小学校や中学校までの医療費補助のある自治体が多いので、民間の医療保険に入る前に住んでいる地域の医療費助成制度を確かめるとよいでしょう。

 

死亡保険や医療保険とは違い、子供がお店や他人のものを壊してしまったり、友だちにけがをさせてしまったりしたときに、損害を賠償するための個人賠償責任保険の加入を検討することをお勧めします。

 

ただし、個人賠償責任保険は単体では加入できないため、火災保険や自動車保険に特約として付けるのが一般的です。

 

まとめ

子どもが生まれると、当然ながら経済的な負担が大きくなります。

上記でも説明があったように、教育水準や進路にもよって教育費は変わりますが、教育費以外にも養育費などもあるため、子どもを成人まで育てるのにかなりの資金が必要になることがわかります。

 

保険は、万が一のときに子どもや配偶者の経済的負担を少しでも軽くするためにとても重要なものになります。

 

必要な死亡保障額は、夫・妻の職業や住まいが持ち家か賃貸かでも異なります。

毎月の保険料も負担になるため、その家庭の収入に見合った保障内容で検討しましょう。

 

 

 

 

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