COLUMNお役立ち保険コラム

SNSトラブルで賠償請求!? 個人賠償責任保険の意外な出番 2025-09-29 17:51:03

 

SNSトラブルで賠償請求!? 個人賠償責任保険の意外な出番

 

 

 

 

 

はじめに

 

SNSは今や、誰もが情報を発信できる便利なツールです。Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなどを使えば、自分の考えや日常を世界に届けられる一方で、投稿が「トラブルの火種」になることもあります。とくに誹謗中傷や著作権侵害、写真の無断掲載といった問題は、気づかないうちに相手から高額な損害賠償を請求されるリスクを抱えています。

「そんな大げさな…」と思う方もいるかもしれませんが、実際にSNS発のトラブルで数十万〜数百万円規模の賠償を求められた事例は珍しくありません。ここで役立つのが、火災保険や自動車保険に付帯できる「個人賠償責任保険」です。

本記事では、SNSトラブルと個人賠償責任保険の意外な関係、そして実際の活用方法をわかりやすく解説します。

 

 

 

 

 

SNSトラブルの実際

 

SNSを通じたトラブルは年々増加傾向にあります。代表的なケースは以下の通りです。

 

 

①誹謗中傷による名誉毀損

他人の容姿や職業、考え方を批判的に投稿した結果、名誉を傷つけたとして損害賠償請求される。

 

 

②写真や動画の無断使用

他人が撮影した写真を許可なく使用・転載し、著作権侵害で訴えられる。

 

 

 

③プライバシー侵害

友人や同僚の写真を許可なく投稿し、本人から「プライバシーを侵害された」と請求される。

 

 

④未成年によるトラブル

子どもがSNSに投稿したことで相手に損害を与え、親に賠償責任が及ぶ。

 

 

 

 

実際にあった例として、ある高校生が同級生の写真を面白半分で投稿し、相手の家庭から「精神的苦痛を受けた」として数十万円の慰謝料を請求されたケースもあります。SNSは一度拡散すると情報の削除が困難なため、被害額が膨らみやすいのが特徴です。

 

 

 

 

 

個人賠償責任保険とは?

 

個人賠償責任保険は、自分や家族が「他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりしたとき」に発生する賠償責任を補償する保険です。

多くの人は「自転車事故や子どものイタズラ」で使うイメージを持っていますが、実はSNS上のトラブルでも対象になる場合があります。

例えば、誹謗中傷や無断掲載で相手に損害賠償を請求された場合、その「賠償責任」が認められれば、保険金でカバーできる可能性があります。

 

 

 

 

 

弁護士費用特約との組み合わせが重要

 

SNSトラブルの怖い点は、「裁判沙汰」に発展しやすいことです。相手が弁護士を立てて請求してきた場合、こちらも弁護士を雇う必要があります。その費用は数十万円単位になることも少なくありません。

ここで役立つのが 弁護士費用特約。
多くの個人賠償責任保険や自動車保険にオプションでつけられるもので、弁護士に相談したり依頼したりする費用を補償してくれます。SNSトラブルでは「相手からの請求を減額する」「不当な請求を退ける」といったケースで大きな力を発揮します。

つまり、

 

●個人賠償責任保険=賠償そのものを補償

●弁護士費用特約=法的対応をサポート

 

 

この二つをセットで備えることが、SNS時代の新しいリスク管理といえます。

 

 

 

 

 

30代に多い「SNSリスク」の落とし穴

 

とくに30代はSNSの利用率が高く、仕事や子育てに関する投稿も多い世代です。注意したいのは「悪気がなくてもリスクになる」点です。

 

●子どもの写真投稿:他人の子が映り込み、親からクレームが入る。

●職場での愚痴投稿:特定できる形で書き込み、会社や同僚から名誉毀損とされる。

●旅行中の写真:宿泊施設のスタッフが映り込み、肖像権を侵害。

 

 

「ちょっとした投稿」が賠償トラブルに発展するリスクは、SNSを活発に使う世代ほど高いといえるでしょう。

 

 

 

 

 

事例で考える!保険が役立つ瞬間

事例①:誹謗中傷で50万円請求

→ SNSでの批判投稿に対して慰謝料請求。個人賠償責任保険で補償対象に。さらに弁護士費用特約で弁護士相談費用もカバー。

 

 

 

事例②:子どもの投稿が原因で損害賠償

→ 未成年の子どもが同級生の悪口を投稿。親が監督責任を問われ100万円請求。世帯加入型の保険で親も補償を受けられた。

 

 

 

事例③:写真無断掲載でトラブル

→ 趣味のブログに友人の写真を掲載し、本人が削除と賠償を請求。保険適用で数十万円の支払いを補填。

 

 

 

これらの事例からも、SNSと保険は「無関係ではない」ことが分かります。

 

 

 

 

 

保険選びのポイント

 

SNSトラブルを意識して個人賠償責任保険を選ぶなら、以下を確認しましょう。

 

●賠償責任の範囲:名誉毀損やプライバシー侵害が対象かどうか。

●補償額の上限:1億円以上を選ぶのが安心。

●弁護士費用特約の有無:必ずセットで検討。

●家族全員が対象か:子どもや配偶者もカバーされるかどうか。

 

月数百円〜数千円程度で加入できるため、コストに対してリスクヘッジ効果は非常に高いといえます。

 

 

 

まとめ:SNS時代の新しい「保険の使い方」

 

SNSは便利で楽しい一方、トラブルが起きれば現実の生活に大きな影響を及ぼします。しかも相手が「法的手段」に出れば、個人の力だけでは対処が難しいのが現実です。

個人賠償責任保険と弁護士費用特約は、「自転車事故や日常生活のトラブル」に限らず、SNSリスクにも対応できる心強い備えです。

「うちは大丈夫」と思う方こそ、いざというときに困る可能性があります。スマホから一瞬で発信される投稿が、数十万円の賠償につながる時代だからこそ、保険で守れる安心を準備しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

もしご自身やご家族がSNSを日常的に利用されているなら、ぜひ一度「個人賠償責任保険」と「弁護士費用特約」の補償範囲を確認してみてください。
「うちの保険でカバーできるのか分からない」「どんな組み合わせが最適なのか知りたい」など、具体的な疑問があれば専門家に相談するのが安心です。

やさしい保険では、お客様一人ひとりの生活スタイルに合わせて、最適な補償プランをご提案しています。SNS時代の新しいリスクに備えたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

「ご自身やご家族に合った補償内容を知りたい方は、やさしい保険のホームページにある お問い合わせフォーム   よりご相談ください。ご都合に合わせて、オンライン・お電話でも対応可能です。」

 

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