「お子さんが友達にケガをさせた」そんな時、補償してくれる保険とは? 2025-08-05 10:08:07
「お子さんが友達にケガをさせた」そんな時、補償してくれる保険とは?
目次
はじめに:子どもの“もしも”は突然に
「放課後、公園で遊んでいた子どもが友達にぶつかってケガをさせてしまった…」
そんな一報を受けて、青ざめた経験のある親御さんもいるのではないでしょうか。
子どもが成長していく過程では、予測不能な「トラブル」が付きものです。そして、それにともなう責任や賠償問題は、決して他人事ではありません。
今回は、そんな「子どものトラブル」で発生する損害を保険でどうカバーできるのか?を詳しく解説していきます。
実際にあった高額賠償事例
まずは、衝撃的な事例をご紹介します。
【事例1】自転車事故で約9,500万円の賠償命令(神戸地裁 2013年)
小学5年生の男の子が自転車で下り坂を走行中、歩行中の女性に正面衝突。被害者は意識不明の重体となり、裁判所は加害者側に約9,500万円の損害賠償を命じました。
この賠償責任は、未成年である子ども本人ではなく、監督義務を負う親に課されるのです。
補償してくれるのは「個人賠償責任保険」
こうしたトラブルで役立つのが、「個人賠償責任保険」です。
■どんな保険なの?
個人賠償責任保険とは、日常生活の中で自分や家族が他人にケガをさせたり、物を壊して損害を与えてしまった場合の賠償責任を補償する保険です。
つまり…
◆お子さんが友達にケガをさせた
◆ボール遊びで近所の車をへこませてしまった
◆自転車で通行人にケガを負わせた
こうした「うっかり」による事故をカバーしてくれるのです。
実は単体契約できない?意外と知らない加入方法
個人賠償責任保険は、原則として単体契約ができません。
以下のような保険に特約として付帯させる必要があります。
■主な付帯先
■補償金額は?
1億円まで補償されるプランも多く、年額1,000円〜3,000円程度と比較的安価です。
「家族全員が対象」になるのが大きなメリット
個人賠償責任保険の特筆すべき点は、“家族全員”が補償の対象になることです。
■対象になる家族の範囲(例)
◆契約者本人
◆配偶者
◆同居の親・子
◆別居でも学生の子ども(仕送りしている場合)
つまり、子どものトラブルでも補償されることが前提となっており、子育て世代には非常に重要な保険といえます。
こんなトラブルも補償される!
■ベビーカーで他人の足を踏んでケガをさせた
→ ✅ 補償対象
■飼っている犬が通行人に噛みついた
→ ✅ 補償対象(ただしペットに関する条件は契約内容による)
■友達の家の家具を壊した
→ ✅ 補償対象(故意でなければ)
■学校でのケンカでケガをさせた
→ ✅ ケースバイケース(悪意や傷害事件と判断されると対象外のことも)
注意!個人賠償保険にも“落とし穴”がある
補償範囲が広く、保険料も安い個人賠償責任保険ですが、注意点も存在します。
①重複加入の可能性
火災保険と自動車保険の両方に付帯していると、同じ補償が二重に契約されている可能性があります。
→ どちらかに絞って、無駄な保険料を削減することが可能です。
②示談交渉サービスがあるか確認を
個人で対応するのは精神的にも金銭的にも負担が大きいです。
示談交渉代行サービス付きの保険を選ぶことで、万一のときの負担を軽減できます。
保険の見直しは「プロへの相談」がおすすめ
「自分の火災保険に個人賠償責任特約って付いてたっけ…?」
「うちの子がトラブル起こしたら、保険でカバーできるのかな…?」
そう不安に感じたら、一度プロに相談して“見える化”することをおすすめします。
まとめ:子どもを守るために、親ができる“備え”
子どものトラブルは、決して「育て方の問題」ではありません。
むしろ、どんなに気をつけていても起きてしまうことなのです。
だからこそ、「保険で備える」という選択は、家族を守るための愛情のかたちでもあります。
「まさかうちの子が…」と思っていたことが、ある日突然現実になる前に。
今こそ、保険の内容を見直すタイミングかもしれません。
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