COLUMNお役立ち保険コラム

年収500万円の人がやるべき「お金が貯まる仕組み」〜貯まらない理由と、今日から始める簡単ステップ〜 2025-07-05 17:18:43

 

「年収500万円もあるのに、なぜお金が貯まらないのか?」
そんな疑問やモヤモヤを感じていませんか?

年収500万円というと、日本の中では決して低い水準ではありません。それなのに、思うようにお金が貯まらない。ボーナスが出てもすぐに消えてしまう…。

これはあなただけの悩みではなく、多くの人が直面しているリアルです。

ただ、安心してください。お金が貯まらないのは、あなたの性格や意志の問題ではなく、「仕組み」ができていないだけ です。

この記事では、年収500万円の方が今日から作れる「お金が貯まる仕組み」を、具体的に分かりやすくお伝えします。ぜひ最後まで読んで、まず1つだけでも行動に移してみてください。

なぜ、年収500万円でもお金が貯まらないのか?

「収入が多ければお金は自然と貯まる」
そう思われがちですが、現実はそう簡単ではありません。収入の大小に関係なく、貯まる人と貯まらない人の違いは「お金の流れをコントロールしているかどうか」です。

貯まらない理由には大きく3つあります。

① 先取り貯蓄をしていない

多くの人は「生活費を払って、余ったお金を貯金に回そう」と考えます。
でも実際には、毎月ちょっとした出費が積み重なり、「余り」がほとんどなくなってしまうものです。

ここで重要なのは、貯金は「余ったらするもの」ではなく、「最初に取り分けるもの」だということ。

これができていないと、どんなに収入があっても貯まりません。

② 固定費を見直していない

家賃や住宅ローン、保険、スマホ代、光熱費…。
これらの固定費は、一度契約すると見直す機会が少なく、気づかないうちに大きな負担になっています。

特にスマホ・通信費、保険、住宅費は、毎月の支出に大きな影響を与えるポイントです。ここを放置していると、貯まるはずのお金が出ていく一方です。

③ 生活水準が収入に比例して上がってしまう

「ちょっといい外食」「最新の家電」「便利なサブスク」
年収が上がると、自然と生活レベルも引き上げてしまいがちです。

これは人間の心理としてごく自然なことですが、ここにブレーキをかけないと、収入アップ分がすべて支出に消えてしまいます。これが「生活水準の罠」です。

 

 

お金が貯まる人がやっているのは「仕組み化」

意外に思うかもしれませんが、お金が貯まる人は特別な我慢や強い意志で貯金をしているわけではありません。

彼らがやっているのは、お金が自然に貯まる仕組みを作ること です。
つまり「考えなくてもお金が貯まる状態」を先に作ってしまっているのです。

では、あなたも今日から実践できる仕組み作りの具体策を見ていきましょう。

 

 

先取り貯蓄を自動化しよう

先取り貯蓄は「貯まる家計」の基本中の基本です。
給与振込のタイミングで、以下のように自動で貯蓄・投資用の口座に振り分けましょう。

 

💡 目安は手取りの20%。

たとえば手取り年収400万円なら、年間80万円(月約7万円)を先取り貯蓄・投資に回すイメージです。

この7万円は、銀行の自動積立定期や証券口座(積立NISA・iDeCo)に振り分け、手元に残るのは残りの8割。この金額で生活する習慣を作れば、無理なく貯められます。

 

「最初からなかったお金だと思えば意外と困らない」
これが先取り貯蓄の強みです。

 

 

固定費を見直して、ムダを削る

固定費の見直しは、一度やるだけでその効果が長く続きます。
下記は典型的な削減例です。

 

 

項目  見直し前       見直し後  削減額
スマホ・ネット 月12,000円       月4,000円(格安SIM等) ▲8,000円
保険料 月20,000円       月8,000円(必要最小限に見直し) ▲12,000円
サブスク 月7,000円       月2,000円(不要サービス解約) ▲5,000円
電気・ガス 月12,000円       月9,000円(プラン見直し) ▲3,000円
外食・交際費 月40,000円       月25,000円(頻度調整) ▲15,000円

 

 

✅ 合計で月43,000円の余力 → 年間で約50万円の貯蓄可能に!

この金額をそのまま積立投資に回せば、10年で500万円以上の資産形成も現実的です。

 

 

家計簿アプリで支出を見える化

「家計簿なんて面倒で続かない」
そんな人にこそ家計簿アプリをおすすめします。

MoneyForwardやZaimなどのアプリを使えば、銀行口座やクレジットカード、電子マネーと自動連携でき、支出の全体像が一目で分かります。

人間は「自分の支出を可視化するだけでムダ遣いが減る」という心理があるので、これだけで行動が変わります。

 

 

投資でお金に働いてもらう

預金だけでは、金利がほぼゼロの時代。
お金に働いてもらう仕組みとして、積立NISAやiDeCoは強力な味方です。

積立NISAなら、年間40万円までの運用益が非課税。
iDeCoなら、掛金が全額所得控除になるなど、税制メリットも豊富です。

たとえば、積立NISAで毎月33,333円を積立投資すると…

 

✅ 年間40万円 × 20年 × 年利4%の複利 → 約1,200万円に成長する可能性も!

コツコツ続けることで、将来の安心につながります。

 

 

貯金と投資、理想の配分は?

「どれくらい貯金して、どれくらい投資すればいい?」と迷う方も多いでしょう。目安はこうです。

  • 現金貯金:生活費の6ヶ月分 → 緊急時の備え(150万円〜200万円程度)
  • 投資:それ以上の資金を積立投資へ → 積立NISA・iDeCo・特定口座の活用
  • 自由資金:月の支出の10〜20% → 趣味・旅行・交際費など目的のある支出へ

このバランスを意識するだけで、お金の不安は大きく減ります。

 

 

まとめ 〜仕組みを作れば、意志に頼らず自然に貯まる〜

お金が貯まる人は、意志が強い人ではありません。
彼らは「貯まる仕組み」を先に作っているだけです。

今日からできることはたくさんあります。

 

✅ 給与振込口座から自動積立を設定する
✅ 固定費の契約を見直す
✅ 証券口座を開設して積立投資を始める
✅ 家計簿アプリをダウンロードする

 

一つずつでいいので、行動してみましょう。
小さな一歩が、将来の大きな安心につながります。

 

 

💬 最後に

「私の場合、どこを見直すべき?」
「積立NISAとiDeCo、どちらがいい?」

そんな疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
あなたに合った「お金が貯まる仕組みづくり」を、分かりやすくお手伝いします。

 

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